2019年7月10日水曜日

3軸トリムコントローラ製作 その3

3軸トリムコントローラの、製作ポイントは次の通り。

①木製筐体で手抜き工事

当初、自作金属版とか、市販の金属ケース、プラケースを使おうかと考えていたのですが、加工の手間とコストを考えて100円ショップの木製小物入れにしました。

凝りに凝ったDIYもやってみたいのですが、私の様な初心者は時間も費用も技術もツールも不足していますのでハードルは可能な限り下げる方が吉ですね。

製作ペースを出来る限り上げて出来たものをさらに改良すると言うスキームを回したいと思います。

②コントローラはarduino pro micro 互換機

正確にはSparkfun pro microの互換機です。国内でも販売してますが、Aliexpressで300円強で送料無料って、すごいですよね。ちなみに私はココで5個ほど買って在庫してますが、今のところ不良品ではなさそうです。

pro microの特徴はATmega32U4というマイコンを使っていて、簡単にUSBデバイスを製作出来る事(だそう)です。実際私にもできました。


pro micro のI/O接続仕様



③制御用のライブラリはjoystick.h

pro microをUSBコントローラとして使用する際には、既存のライブラリを利用するのが簡単です。

フライトコントローラを製作する際は、joystick.hを利用すればやりたいことはほぼ出来るのではないでしょうか。


④ロータリーポテンショメータはセンタークリック付き

ロータリーポテンショメータとはいわゆるボリュームダイヤルです。ぐりぐり回すと抵抗値が変わって入力値を変化させます。今回はトリム制御を行うため、通常はセンター位置ですので、センター位置でクリック感が欲しい。イメージはコンポなどについている左右スピーカのバランスをコントロールするダイヤルです。

ネットで探したのですが、いまいちヒットしないので、出張で東京に行った際、秋葉原に行ってお店で聞いて買いました。型番が良くわからないですが、おそらくアルプス電気製ですね。

クリック有無に関係なく、ポテンショメータを使う際は、B10K程度が好ましい様です。電圧が5V、抵抗が10KΩの際、電流は0.5mAとなります。arduinoの許容電流は20mAなので十分マージンが取れていますね。


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